2008年07月16日

協和発酵、スイスLonza Group Ltd(ロンザ社)との戦略的共同研究の拡大について

 協和発酵(東京都千代田区、代表取締役社長:松田 譲)は、Lonza Group Ltd(スイス バーゼル、Chairman of the Board of Directors of Lonza Group Ltd :Rolf Soiron 以下、ロンザ社)との間で、ロンザ社が保有するバイオ医薬品生産技術である「GS Gene Expression System(TM)」について、協和発酵およびその米国子会社であるBioWa Inc.(バイオワ社)が同システムを使用出来る、権利許諾契約を2008年7月15日付で締結いたしましたので、お知らせいたします。

 なお、本契約の締結以前に、すでにロンザ社とバイオワ社は、ロンザ社の保有する高生産性バイオ医薬品生産技術「GS Gene Expression System(TM)」と、当社ならびにバイオワ社が持つ独自の強活性抗体作製技術「POTELLIGENT(R)」を組み合わせる、戦略的研究業務提携契約を2007年末に締結しております。

 今回の契約により、当社とバイオワ社は、「POTELLIGENT(R)」を応用して開発される抗体医薬候補ならびに遺伝子組換えタンパク医薬品の製造に、このロンザ社独自の「GS Gene Expression System(TM)」を使用することが出来ます。

 ロンザ社のバイオ医薬受託製造部門の責任者であるDr.Stephan Kutzer氏は、「今回の契約締結による、協和発酵ならびにバイオワ社との戦略的共同研究の拡大を大変嬉しく思っています。また、協和発酵グループによってGS Gene Expression System(TM)が選択されたことは、医療用抗体および遺伝子組換えタンパク医薬品を効率的に生産する上で、このGSシステムが非常に重要かつ不可欠であることを証明している」とコメントしています。

 協和発酵執行役員医薬研究開発本部長の花井陳雄(Nobuo Hanai Ph.D)は、「協和発酵グループのバイオ医薬品の生産効率の大幅な向上につながる、このロンザ社のGS Gene Expression System(TM)と当社独自のPOTELLIGENT(R)の組み合わせに、大いに期待をしています」と述べています。


■GS Gene Expression System(TM)について
 GS Gene Expression System(TM)(GS:グルタミン合成酵素)は、グルタミン合成酵素系をタンパク発現株の選抜に用いる遺伝子発現系で、医療用の遺伝子組換えタンパク質生産およびモノクローナル抗体の生産に使用されます。約100社近くのバイオテクノロジー企業/製薬会社、および75を超える大学などの研究施設おいて採用されており、すでに世界的に業界標準のバイオ医薬品生産技術として確立されています。
 このシステムは、高生産細胞株の確立の速度と使いやすさがその特徴です。さらに、より高生産性の細胞株は、治療用タンパク質生産におけるコスト効率化をもたらします。


■ロンザ社(Lonza Group Ltd)について
 ロンザ社は医薬・ヘルスケア・ライフサイエンス分野において、世界をリードするサプライヤーです。ロンザ社の製品とサービスは、研究段階から最終生産段階にわたって、お客様の要望にお応えします。ロンザ社は原薬の生産とサポートにおいて、化学分野だけでなくバイオテクノロジー分野でも、世界をリードしています。バイオ医薬品は医薬業界とバイオテクノロジー業界を成長させる、重要な鍵を握っています。ロンザ社は新薬とヘルスケア製品の進歩に重要な役割を果たす、大小の分子・ペプチド・アミノ酸・バイオ製品において、優れた能力を持っています。ロンザ社は細胞に関する研究、エンドトキシン、セルセラピー分野でもリードしています。ロンザ社はさらに、食品・健康製品、防腐剤、農薬、そしてパーソナルケア製品の市場にも、付加価値の高い化学・バイオ製品を提供しています。
 ロンザ社はスイスのバーゼルに本社を置き、スイス証券取引所に上場しています。2007年、ロンザはCHF28億7000万の売上高を計上しました。その他の情報については、 www.lonza.com に掲載しています。


posted by キャンドルチャート at 05:43| プレスリリース・医薬品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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