2007年11月21日

ワコムのサイン入力用液晶ペンタブレット、 独ベルリン州立銀行のデジタル署名システムとして稼動開始

 株式会社ワコム (本社:埼玉県北埼玉郡、代表取締役社長:山田正彦)はこのほど、液晶画面に電子ペンでサインを直接手書き入力できるサイン入力用液晶ペンタブレット「STU−500」の開発を完了しました。

 また、今般、ドイツ・ベルリン州立銀行(Berliner Sparkasse)の基幹業務において同製品が採用されることになり、受注生産を開始しました。同行は、顧客が口座開設や取引を行う際に、電子ドキュメントにサインを書き入れる用途でワコム「STU−500」を使用します。

 同行はこのデジタル署名システムの導入にあたり、さまざまなタイプの入力デバイスをテストしてきました。セキュリティ性能、書き込みやすさ、表示文字の見やすさ、デザインなどの機能とコストを総合的に判断した結果、ワコム「STU−500」を導入することに決めたとしています。同行では、本年12月より各支店のカスタマーサービスセンターにワコム「STU−500」を設置する予定です。

 ワコム「STU−500」は、コンパクトな反射式5インチTFT液晶ディスプレイを搭載したタブレットと、コードレス・電池レスの電子ペンで構成されます。同行が今般導入するシステムは、ワコム「STU−500」とドイツ電子認証アプリケーション大手Softpro (ソフトプロ)社の電子サインソフトウエア「SignDoc (サインドック)」と連携させたものとなっています。

 本システムは、今まで紙に手書きで行っていたサインをデジタル署名システム化することにより、高いセキュリティレベルのペーパーレス環境を実現します。また、紙のプロセスの削減により業務処理が迅速になるため、ビジネスプロセスのスピードアップとコストの削減を可能としています。

 近年の欧米諸国では、金融機関における業務プロセスのペーパーレス化、カード決済のペーパーレス化が進んでいます。当社ではこれらの用途の他、保険や医療などの分野でもペンタブレット・液晶ペンタブレットを使用した電子サイン、電子認証システムの導入が今後広がると見込んでいます。今後もさまざまな関連ソリューションを開発して販売拡大を狙います。

ワコム「STU−500」の主な特長
・ 本機は高精度の読取機能を持つため、サイン固有のさまざまな特徴を捉えて、高度な個人認証を行なうために必要な情報を正確に取得することができます。
・ 本機内部に、操作が行なわれた時刻、場所などの情報を記録できるデータ領域を持っています。この機能により、署名にこれらのデータを組み合わせて活用することができるため、なりすましなどの不正も容易に見破ることができ、高いセキュリティ性を保つことができます。
・ VGA解像度(横640 x 縦480ピクセル)の反射型5インチTFTモノクロ液晶ディスプレイを搭載しています。このディスプレイでは、紙への書き心地に近づけるとともに、画面の表面や反射のコントラストを工夫することにより、表示されるサインも見やすくなっています。


【ワコムについて】
 株式会社ワコム(東証一部:6727)は、米国、ドイツ、中国、韓国、オーストラリア、シンガポールを拠点としてグローバルにビジネスを展開し、世界150カ国以上に製品を提供しています。1983年の設立以来、自然なインターフェイス・テクノロジーによる人とテクノロジーの融合というビジョンを基盤にビジネスを展開し、ペンタブレット、液晶ペンタブレットをはじめとするデジタル・インターフェイス・ソリューションの世界トップ・メーカーとして広く認められています。

 当社の入力デバイスは、先進テクノロジーを基盤にして直観的で使いやすく開発されており、デジタル・アート、映画、CG、ファッション、工業デザインなど、幅広い分野に渡り世界中で優れた作品を生み出す重要な役割を果たしています。さらに、ビジネスやコンシューマーが自分自身の個性を表現できるツールも提供しています。当社のコードレス、電池レスの筆圧機能付き電子ペンは、世界で数百万人のユーザーに利用されています。

 また、デジタル・インターフェイス・テクノロジーの一つ「Penabled(r)(ペナブルド)」もPCメーカーなどの戦略パートナーに提供しています。高度な機能と卓越した信頼性を兼ね備えた「ペナブル・テクノロジー」は、ほとんどのタブレットPCに採用され、質の高い電子ペン環境を提供する基盤となっています。さらに、最先端のモバイル機器でもペナブル・テクノロジーは欠かすことのできない重要な役割を果たしています。
posted by キャンドルチャート at 21:56| プレスリリース・電機 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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