2008年01月21日

日本鉄鋼連盟、鉄鋼生産概況 2007年12月

2007暦年の粗鋼生産 1億2,020万トン、前年比3.4%増
− 史上最高の年間生産量
12月1,038万トン、前月比2.6%増、前年同月比3.2%増
10〜12月 3,087万トン、前年同期比2.3%増


(1)2007暦年概況
◎ 2007暦年の銑鉄、粗鋼、熱間圧延鋼材(普通鋼、特殊鋼の合計)生産はいずれも前年を上回り、粗鋼及び熱間圧延鋼材生産はともに史上最高を記録した。

○ 銑鉄生産は8,677.1万トンと、前年の8,427.0万トンを250.0万トン、3.0%上回り、6年連続の増加となり、史上5位の高水準となった。

○ 粗鋼生産は1億2,019.9万トンと、前年の1億1,622.6万トンを397.3万トン、3.4%上回り、これまで最高だった1973年の1億1,932.2万トンを抜いて、史上最高となった。
 炉別生産では、転炉鋼が8,924.2万トン(前年比3.8%増/史上3番目)、電炉鋼が3,095.7万トン(同2.3%増)となり、電炉鋼比率は前年比0.2ポイント低下の25.8%となった。
 鋼種別では普通鋼が9,405.9万トン(前年比3.7%増)、特殊鋼が2,614.0万トン(同2.4%増)となり、特殊鋼生産は6年連続で過去最高記録を更新した。

○ 熱間圧延鋼材(普通鋼、特殊鋼の合計)生産は1億819.7万トンと前年比3.9%増で、5年連続で1億トン台に乗せ、1990年の1億471.0万トンを抜いて史上最高となった。このうち、特殊鋼熱間圧延鋼材は6年連続で過去最高を更新した。
 品種別にみると、広幅帯鋼と亜鉛めっき鋼板は史上最高となった。


(2)12月及び10〜12月概況
◎ 2007年12月の鉄鋼生産は、銑鉄、粗鋼、熱間圧延鋼材のいずれも、前月比、前年同月比とも増加となった。

○ 12月の銑鉄生産は743.1万トンと、前月比26.9万トン、3.8%増加、前年同月比1.8%増加となり、前年同月比では18カ月連続で増加した。また10〜12月では前年同期比1.5%増の2,207.3万トンとなった。なお、12月の高炉稼働基数は前月比1基増の34基中28基であった。

○ 12月の粗鋼生産は1,038.2万トンと、前月比26.2万トン、2.6%増となり、前年同月比では3.2%増と19カ月連続の増加となり、3カ月連続の1千万トン台乗せとなった。月間としては1973年10月の1,066.0万トンに次ぐ史上2位で、12月としては史上最高であった。
 この結果、10〜12月では前年同期比2.3%増の3,087.3万トン(1973年10〜12月の3,126.6万トンに次ぐ史上2位)となった。
 12月の炉別生産をみると、転炉鋼は775.6万トンと前月比4.2%増(前年同月比3.7%増)、電炉鋼は262.7万トンと同1.8%減(同2.0%増)となった。前年同月比では転炉鋼は19カ月連続の増加、電炉鋼は2カ月振りの増加となった。
 12月の鋼種別生産では、普通鋼は821.4万トンと前月比3.6%増(前年同月比4.6%増)、特殊鋼は216.8万トンと同1.0%減(同1.5%減)となり、前年同月比では普通鋼が19カ月連続の増加、特殊鋼が3カ月振りの減少となった。

○12月の熱間圧延鋼材(普通鋼、特殊鋼の合計)生産は911.1万トンと前月比4.4万トン、0.5%増(前年同月比2.2%増)となり、前年同月比では19カ月連続の増加となった。
 10〜12月では前年同期比1.6%増の2,743.8万トンで史上最高となった。

○普通鋼熱間圧延鋼材(一般)の生産は733.1万トンと前月比13.7万トン、1.9%増(前年同月比2.7%増)となり、前年同月比で19カ月連続の増加となった。
 10〜12月では2,199.4万トン(前年同期比1.7%増)となった。
 12月の生産品種別では、条鋼類が202.2万トン、前月比0.2%減(前年同月比6.3%減)で、前年同月比では4カ月連続の減少となった。一方、鋼板類は523.1万トン、前月比2.5%増 (前年同月比6.4 %増)で、前年同月比では19カ月連続の増加となった。

 12月の主要品種の生産内訳をみると、鋼板類では最大のウエイトを占める広幅帯鋼が408.7万トン(前月比4.9%増、前年同月比6.2%増)と前年同月比19カ月連続で増加した。厚板は107.8万トン(同3.9%減、同11.8%増)と同14カ月連続の増加となった。一方、条鋼類では中小形形鋼(13.1万トン、同7.9%増、同3.9%増)が前年同月比7カ月振りに増加したものの、小形棒鋼(90.3万トン、同4.9%減、同13.5%減)が同4カ月連続の減少、H形鋼(40.3万トン、同2.0%増、同1.7%減)が同2カ月連続の減少、大形形鋼(12.8万トン、同4.2%増、同1.3%減)が同2カ月連続の減少と主要品種で減少傾向が続いている、

○ 特殊鋼熱間圧延鋼材の生産は、178.0万トンと前月に比べ9.3万トン、5.0%減(前年同月比0.2%増)と、前年同月比では2カ月連続の増加となった。
 また10〜12月では544.3万トン(前年同期比1.4%増)で、2007年1〜3月期に次ぐ史上2位であった。
posted by キャンドルチャート at 16:24| プレスリリース・鉄鋼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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