2008年02月07日

三菱自動車、東京電力との『i MiEV』の実証走行試験を開始   

 三菱自動車は、電力会社と共同研究中の電気自動車『i MiEV*(アイ ミーブ)』に関して、共同研究の第2段階となる、実際の業務車両として使用する実証走行試験(フリートモニター)のため、電池やモーターなど電気自動車(EV)の主要コンポーネントを改良し、航続距離を拡大させた『i MiEV』実証走行試験車(計10台)を、本日、2月6日(水)に東京電力株式会社に引き渡した。 
 *MiEV:Mitsubishi innovative Electric Vehicle

 三菱自動車は、地球温暖化・石油エネルギー代替への対応として、軽自動車『i(アイ)』をベースに、高性能リチウムイオン電池と小型・軽量モーターを搭載した新世代電気自動車『i MiEV』を開発中であり、2006年10月に、複数の電力会社と共同研究を実施することを発表した。

 共同研究の第1段階として、2007年3月に東京電力へ『i MiEV』を1台引き渡し、「先行試験」を開始した。この先行試験において、同車の総走行距離はおよそ4,500kmに達し、東京電力で開発した急速充電器との整合性や、業務車両としての適合性(航続距離、動力性能、使い勝手など)について、充分な性能であることが確認できた。

 この結果を受けて、共同研究の第2段階として、『i MiEV』を東京電力の支社等に順次配備し、業務車両として使用する「実証走行試験」を開始する(実施期間:本年2月〜2009年3月予定)。この実証走行試験では、三菱自動車は研究車両の供給や実証走行データの分析、東京電力は実証走行の実施・データの収集や実用性の評価を担当し、実際の運転環境における総合的な性能や市場での受容性を確認する。

 三菱自動車は、この実証走行試験から得られる様々なデータを基に、『i MiEV』の早期実用化に向けて開発を着実に進めていく。


◆『i MiEV』実証走行試験車について

 『i MiEV』実証走行試験車は、従来の『i MiEV』(先行試験車)から主に以下の点を変更し、性能を向上させている。
・走行システムの駆動効率向上(モーターの効率向上、減速時のエネルギー回生の強化、タイヤの転がり抵抗低減など)により、航続距離を160kmに拡大 
・安全性や信頼性、量産性の向上を図った、電気自動車用に新開発した大型リチウムイオン電池を搭載 
・モーターとインバーターは、静粛性を向上させるとともに、構造の合理化により軽量化・小型化を達成(モーター:10%軽量化、インバーター:30%小型化) 
・走行性能面では、通常走行時のDレンジに加えて、電力消費を抑えた走行が可能なEco(Economy)レンジ、急な下り坂で強力な回生ブレーキがかけられるB(Brake)レンジを新たに設定(シフトレバー操作により選択が可能) 
・三菱自動車独自の植物由来樹脂技術「グリーンプラスチック」の一つである「竹繊維PBS(ポリブチレンサクシネート)内装部品」を、テールゲート部の内装の一部に採用 


◎『i MiEV』 実証走行試験車 主要諸元
posted by キャンドルチャート at 18:36| プレスリリース・自動車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。