2008年03月18日

新日本石油と九州石油、経営統合に関する覚書締結について

 新日本石油株式会社(以下「新日石」という。本社:東京都港区、社長:西尾進路)と九州石油株式会社(以下「九石」という。本社:東京都千代田区、社長:木原誠)は、強靭な企業基盤の確立と国内における競争力の一層の強化を図り、また、経済成長の著しいアジア・環太平洋地域での石油化学製品および石油製品の輸出拡大による事業の発展を期するため、本日覚書を締結し、下記のとおり、経営統合に向けた検討に入ることについて合意しましたので、お知らせいたします。


                   記


1.覚書締結日

  2008年3月18日


2.経営統合について

(1)新日石および九石は、経営統合のための検討を行う。

(2)経営統合の具体的な方法、九石の株主に対して交付される対価の種類・数・額等については、今後協議のうえ決定する。

(3)経営統合の期日は、2008年10月1日を目途とする。

(4)経営統合に関する事項を協議するため、それぞれの役員および従業員で構成する統合準備委員会ならびに専門委員会を設置する。


3.経営統合の背景

 昨今の原油価格高騰に伴う燃費負担の上昇、燃料転換・省エネの進行に伴う燃料油内需の減少により、国内石油産業は抜本的な構造改革が急務となっております。
 一方、アジア・環太平洋地域における石油化学製品および石油製品の需要は着実に増加しており、中長期的にもビジネスチャンスは拡大する見通しです。
 このような事業環境についての認識を共有し、新日石と九石は、従来の提携関係をさらに発展させ、経営統合に向けて具体的な検討に入ることといたしました。


4.経営統合の目的

(1)国内事業に関しては、原油調達・輸送、精製および物流のサプライチェーンにおいて業務の一本化・効率化を図り、シナジーを発揮し、競争力を強化いたします。
 とりわけ、精製分野に関しては、大分製油所の競争力強化を重点目標とし、新日石各製油所とのベストプラクティスを推進するとともに、重質油対策・石油化学製品増産(Chemical Refinery Integration)等の高付加価値化も検討し、国内トップクラスの製油所を目指します。また、国内の販売分野においては、両社の販売子会社の合理化・効率化を推し進めるとともに、SSネットワークの最適化による競争力の強化を図ります。

(2)海外事業に関しては、アジア・環太平洋地域への事業拡大を目的として、石油化学製品・石油製品の輸出に必要な両社のインフラを最大限活用し、機動的な輸出数量の拡大を目指します。
 また、石油化学分野においては、統合によりパラキシレン生産能力が年間160万トンとなりますが、今後もアジア市場におけるプレゼンスをさらに高めてまいります。
posted by キャンドルチャート at 21:09| プレスリリース・化学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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