2008年03月27日

三菱化学、リチウムイオン二次電池用正極材の量産設備新設について

 三菱化学株式会社(本社:東京都港区、社長:小林喜光以下「三菱化学」)は、水島事業所(所在地:岡山県倉敷市、事業所長:石川甚秀)にリチウムイオン二次電池用正極材の量産設備を新たに設置することを決定しました。

 近年、携帯電話、ノート型パーソナルコンピューター等携帯用小型電子機器の急速な普及に伴いリチウムイオン二次電池の需要が急増しています。リチウムイオン二次電池は、ニッケルカドミウム電池やニッケル水素電池に比べ、平均電圧が約3倍とエネルギー密度が高く、電池の軽量化及び小型化が図れるため、今後はハイブリッド自動車や電動工具用二次電池など新たな用途にも採用が見込まれています。

 三菱化学は、10年以上にわたる正極材開発の成果として、ハイブリッド自動車用途に適した高出力特性を持ち、かつ高価なコバルトの含有比率を低減した正極材の開発に成功し、その性能はお客様からも高く評価されています。2005年より坂出事業所において量産化技術の検討を進めて参りましたが、今般水島事業所に本格量産の第一歩として、年産600トン規模の製造設備を新設することといたしました。稼働開始時期は、2009年秋を予定しています。

 三菱化学は、今後も成長が見込まれる携帯用小型電子機器用リチウムイオン二次電池に加え、ハイブリッド自動車、電気自動車など新たな用途への拡大を睨み、電池材料ビジネスを重点育成事業と位置づけています。すでに15 年以上の販売実績を有する電解液、負極材に加え、今回正極材の本格量産を開始することによりリチウムイオン二次電池材料のトータルソリューションプロバイダーとして、電池材料ビジネスの更なる拡大を図って参ります。
posted by キャンドルチャート at 17:49| プレスリリース・化学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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