2008年04月11日

三菱自動車、新たに沖縄電力と『i MiEV』の実証走行試験を開始

 三菱自動車は、電力会社と共同研究中の電気自動車『i MiEV[*](アイ ミーブ)』に関して、実証走行試験(フリートモニター)実施のため、電池やモーターなど電気自動車(EV)の主要コンポーネントを改良し、航続距離を拡大させた『i MiEV』実証走行試験車(2台)を、本日、4月10日(木)に新たに沖縄電力株式会社へ引き渡した。

[*] MiEV: Mitsubishi innovative Electric Vehicle

 三菱自動車は、地球温暖化・石油エネルギー代替への対応として、軽自動車『i(アイ)』をベースに、高性能リチウムイオン電池と小型・軽量モーターを搭載した新世代電気自動車『i MiEV』を開発中であり、2006年10月に、複数の電力会社と共同研究を実施することを発表した。

 今回、新たに沖縄電力と実施する実証走行試験では、三菱自動車は車両の供給や実証走行データの分析、沖縄電力は実証走行の実施・データの収集や実用性の評価を担当し、亜熱帯地域における『i MiEV』の総合的な性能や市場での受容性を確認する(実施期間:本年4月〜2009年3月予定)。

 なお、電力会社との共同研究については、これまで先行試験を実施してきた東京電力、九州電力、中国電力に加えて、第2段階の実証走行試験より、新たに今回の沖縄電力や、関西電力、北海道電力と実施する。これにより、日本列島の北から南まで様々な使用条件・気候条件での実証走行試験から得られるデータを基に、『i MiEV』の早期実用化に向けて開発を着実に進めていく。


■ 『i MiEV』 実証走行試験車について

 『i MiEV』実証走行試験車は、従来の『i MiEV』(先行試験車)から主に以下の点を変更し、性能を向上させている。

・ 走行システムの駆動効率向上(モーターの効率向上、減速時のエネルギー回生の強化、タイヤの転がり抵抗低減など)により、航続距離を160kmに拡大
・ 安全性や信頼性、量産性の向上を図った、電気自動車用に新開発した大型リチウムイオン電池を搭載
・ モーターとインバーターは、静粛性を向上させるとともに、構造の合理化により軽量化・小型化を達成(モーター:10%軽量化、インバーター:30%小型化)
・ 走行性能面では、通常走行時のDレンジに加えて、電力消費を抑えた走行が可能なEco(Economy)レンジ、急な下り坂で強力な回生ブレーキがかけられるB(Brake)レンジを新たに設定(シフトレバー操作により選択が可能)
・ 三菱自動車独自の植物由来樹脂技術「グリーンプラスチック」の一つである「竹繊維PBS(ポリブチレンサクシネート)内装部品」を、テールゲート部の内装の一部に採用

posted by キャンドルチャート at 06:36| プレスリリース・自動車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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