2008年05月20日

日本鉄鋼連盟、鉄鋼生産概況 2008年4月

粗鋼生産1,015万トン、前月比5.8%減、前年同月比4.2%増

 2008年4月の鉄鋼生産は、前月比では粗鋼、銑鉄、熱間圧延鋼材(普通鋼、特殊鋼の合計)のいずれも減少し、前年同月比ではいずれも増加した。

 銑鉄生産は719.0万トンと前月に比べ42.2万トン、5.5%減少、前年同月比3.8%増加となり、前年同月比では22カ月連続の増加となった。なお、4月の高炉稼働基数は前月と同様に34基中28基であった。

 粗鋼生産は1,014.6万トンと、前月比では62.9万トン、5.8%減少、前年同月比では4.2%増と23カ月連続の増加となった。4月としては初の1,000万トン台乗せとなるとともに、1980年4月の980.1万トンを超え、史上最高となった。

 4月の炉別生産をみると、転炉鋼が750.4万トンと前月比6.3%減(前年同月比4.5%増)、電炉鋼が264.2万トンと同4.5%減(同3.2%増)となり、前年同月比でみると転炉鋼が23カ月連続の増加、電炉鋼は3カ月連続の増加となった。

 4月の鋼種別生産では、普通鋼が792.2万トンと前月比5.0%減(前年同月比3.7%増)、特殊鋼が222.3万トンと同8.7%減(同5.9%増)となり、前年同月比では普通鋼は23カ月連続の増加、特殊鋼は4カ月連続の増加となった。

 熱間圧延鋼材(普通鋼、特殊鋼の合計)生産は914.1万トンと前月比62.9万トン、6.4%減(前年同月比2.7%増)と、前年同月比では23カ月連続の増加となった。

 普通鋼熱間圧延鋼材(一般)の生産は728.9万トンと前月比47.2万トン、6.1%減(前年同月比1.8%増)となり、前年同月比では23カ月連続して増加した。

 4月の品種別では、条鋼類は207.0万トン、前月比1.2%減(前年同月比1.4%減)で、前年同月比では8カ月連続の減少となった。一方、鋼板類は514.2万トン、同8.1%減(同2.9%増)となり、前年同月比では23カ月連続の増加となった。

 主要品種の生産内訳をみると、最大のウエイトを占める広幅帯鋼が389.3万トン(前月比6.9%減、前年同月比1.3%増)と、前年同月比で23カ月連続して増加した。厚板は118.4万トン(同9.8%減、同12.1%増)と、同18カ月連続の増加となった。一方、条鋼類では、小形棒鋼(100.9万トン、同0.1%増、同3.3%減)が前年同月比8カ月連続の減少となったほか、H形鋼(39.0万トン、同3.1%減、同1.7%減)が同2カ月連続の減少、大形形鋼(12.7万トン、同7.4%減、同3.4%減)が同2カ月振りの減少、中小形形鋼(12.6万トン、同2.3%減、同3.3%減)が同4カ月連続の減少と主要品種で減少傾向が続いている。

 特殊鋼熱間圧延鋼材の生産は185.2万トンと、前月に比べ15.7万トン、7.8%減(前年同月比6.3%増)となり、前年同月比では6カ月連続の増加となった。

posted by キャンドルチャート at 21:04| プレスリリース・鉄鋼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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